連結納税とは、親会社とその子会社が、法人税の申告と納税を個別に行うのではなく、1つの連結納税申告書を提出することで、合算して納税する制度です。これにより、関係会社で発生している欠損金を利用して、連結グループ会社の節税を実現できる可能性が高まります。

ただし、連結納税は選択適用制度であるため、企業グループとして連結納税を導入することのメリットを慎重に検討しなければなりません。具体的な税額シミュレーションを行ったうえで、節税効果の有無を判断する必要があるでしょう。また、連結納税の対象会社は、親会社に発行済株式のすべてを保有される法人に限定されるため、必ずしもすべての子会社を対象としたものではありません。また、連結納税を導入する場合、親会社へのレポーティングを早期に実施するための内部統制機能の拡充や、決算期の変更など、専門的な見地からの判断も必要になります。

弊所では、親会社および子会社の税務申告等にも関与させていただくことで、連結納税のメリットを最大限に享受できるようにサポートさせていただきます。 

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